登録販売者試験を受験して
医薬品登録販売者試験の申込みの時期がやってきましたね。
都道府県によって試験日と申し込み期日が異なり、例年では試験日が8月下旬~12月中旬、申し込み締切は各試験日の約2ヶ月前となっていますね。
私は昨年2021年度東京都の登録販売者試験を受験してなんとか合格することができました。
今年受験される方の参考にしていただければと思い、その時の経験を振り返ってみます。
実際に勉強を始めたのは2021年の3月頃からですので実質半年くらいの学習期間でした。一般的には遅いスタートでしょうか。日中は仕事がありますので帰宅後1時間程度、土日は3時間程度とこれまたそれほど時間を割いたわけではありません。長時間集中力を維持するのが苦手なので結果的にこんな感じでした。
登録販売者試験は5章からなっていて
・医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問
・人体の働きと医薬品 20問
・主な医薬品とその作用 40問
・薬事関係法規・制度 20問
・医薬品の適正使用・安全対策 20問
合計120問
となっていますね。
全体で7割(84点)以上かつ、各章ごとの正解率が3.5割または4割以上(都道府県で異なる)が合格ラインといわれています。
かなり幅広い分野を、私の場合、短期間で学ぶ必要がありましたが、
①計算とか記述問題は一切なく、ひたすら暗記することが必要な試験なであること
②満点は必要なく、全体で3割は間違ってもOKである
③3章の「主な医薬品とその作用」の範囲が膨大で、特に漢方薬の成分効果効能などは絶望的に頭にインプットできそうもない、
という状況を鑑みて、
「3章は5割できればOK,そのかわり他の4つの章は9割以上正解させる」ことを
目標にしました。結果的に完璧をめざすのではなく3割はミスってもOK、苦手分野は無視しない、という作戦が、功を奏したといえます。
学習方法は独学で、テキストは1冊だけを最初は目を通して流し読み、何回か繰り返して理解していくようにしました。
そして6月くらいからネットのアプリ、過去問ランドでひたすら過去問を解くことを続けましたが、これがとても効果大でした!
試験はひっかけ問題もあるのですが、過去問を繰り返しやることで、ひっかからないようになります。
また、過去数年からの出題傾向が見えてきて、実際に本番で似たような問題がいくつか出題されてたので思わずガッツポーズでした。
あと、試験本番で、時間内に解答が終了したなら、退室前に見直しをした方が良いです。
マークシートなので意外とマークミスがあったり、未記入だったりもあるので、念には念をで、見直しました。
結果、自己採点では94点で、ボーダーラインを上回り、合格することができました。苦手だった3章も、6割は取れたので、なんとか作戦通り成功しました。
完璧を目指さないこと、それが合格のポイントかと思われます。
今年受験される皆様が合格しますよう心より
お祈りいたします。